2017年03月20日

『全身TATOO&ピアスな不良中年が半身マヒになってただいま元気にリハビリ日記』♯022

『全身TATOO&ピアスな不良中年が半身マヒになってただいま元気にリハビリ日記』♯022

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リハビリするひと。

白本 朋求(シラモト トモキ)
1964年10月14日大分県日田市生まれ。
建設省役員の父親の仕事の関係で、高校卒業まで九州で過ごす。
その後、2浪して法政大学経済学部に入学するも学費未納で3年で中退。
以降、様々なアルバイトに従事。新聞社、業界紙等で契約社員。出版業界紙で書籍の編集、執筆、校正等に関わる。
これらの仕事を辞め、某タレントのマネージャーを1年間勤める。
その繋がりからフィリピンでの事業に着手、独立し、フィリピンはカビテで衣料を中心とした日本製品の中古ショップを開店した。
ショップのさらなる拡大を目論み、帰国するも、脳出血で倒れ、長期入院。退院して現在、リハビリに奮闘中。




もうすぐ退院して二年になる。
倒れてから三年かあ。


人生はホントに早いね。


時間がないから、やりたいことは、できる限りやっとかないとね〜。

ムーミンかなんかのアニメで、「人は結局死ぬから、全てがムダじゃ、ムダじゃ」といってる哲学者みたいなキャラが出てきたと思うけど、
確かに、人は何かを成し遂げても結局は死んでしまう。

でも、ムダでもなんでも、死ぬまで何かをやることが生きることなのだね。


当たり前田のクラッカーだけどさ。

だからオイラのリハビリも、死ぬ間際までやるもんだと思ってる。

フツーに動くという目標をも超えて。




最近、どんな動き、日常のことでも、これもリハビリだと考えるようになった。

そうすると二の足を踏んだり、臆したりすることがないのだ。

時には障がい者じゃないとき以上に動いてるかもしれないから不思議だ。


でも、こんなポジティブ?なオレでも、今だに、時たまデプレッション、グルーミィになることがある。


あーあ、なんでこんなカラダになっちまったんだろ…
あの時ああしてれば…
この先どーなるんだろ…
このカラダじゃフィリピン戻れないよ、好きな子にも会えないよ…
オレってなんなんだ…オレの人生って…絶望だよ…死にたい…

ってな風に。



それだけ障がい者になった衝撃が大きかったことと(自由に動いてたんだから当然だろう)、あとは性格と遺伝だろうなあ。

しかし、どんなに落ち込んでても、好きなピーナちゃんの声を聞いたり、楽しいことがあったり、ワクワクするようなことが起こると、コロッと、雲が吹き飛んでお日様が出てきたようにココロ変わりできるみたい。


良くも悪しくも、このノーテンキさ、このKYなバカさ加減がオレを救ってると思う。


今まで他人にメーワクかけようが何しようが。

特に、今は電話やチャットで好きな子とやり取りするとスゲー元気になるしポジティブになれる。

オトコって単純、単細胞だよなあ〜すぐアソコふくらむし。

イヤ、昔みたいにおっきくなんないから悲しい(笑)。

とにかく、いつまでもコドモだね。


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天気が悪かったり、用事があったり、仕事だったりする時以外は、ほぼ毎日一万歩以上を目標にしてウォーキングしてるわけだが、前回も書いたけどオレも本格的花粉症デビューみたい。

いきなりアレルギーになることもあるんだね。



オカシイのが鼻水でも麻痺側の右だけダラダラ垂れてくるということだ。

どーいうことになってんだろう。

左の鼻は乾いてたりするから不思議だ。

でも、花粉症には負けないぜ。どんなに鼻水ダラダラ、ハンパなく目がかゆくても歩きまくるよ〜ん。




ウォーキングも、アホみたく、ただ漫然と歩いてるわけぢゃない。

途中でいろいろリハビリ動作も加えてる。


まずは、左手で左側に何かを支えて、麻痺の右足一本で立ち、左足を前後にブラブラさせる。

次に右足一本の片足立ちを1分くらい。


まだ何かにつかまらないとムリなんだが、このバランス運動も良いリハビリになると思う。

そして、後ろ手にしてタンデム歩行とV字歩行を1キロぐらい。

タンデム歩行はいわゆるモデル歩き。

真ん中に線を引いたように見て、それに沿って歩くのだ。


片麻痺だとバランスも悪いし、どーしても麻痺の足が落ちてるため、引っかからないように外側にブン回し歩きになってしまう。

それが固まってしまうのがイヤで補正する目的。

V字歩行は逆に外側に足を出す。

で、なるべくヒザを曲げる。

曲がんなくても、曲げるイメージで。

いつかは曲がると信じて。



次は後ろ歩き。

麻痺の右側に顔を向け後ろを見て後ろに歩く。

これもバランスを整えることと、高次脳機能障害で失われた右側の注意力を高めるリハビリだ。

最初はバランス崩れて転びそうで数歩もできなかった。

できないことは、逆にとっても良いリハビリなのだ。

やっと500歩くらいはできるようになった。


あと、麻痺の右足をなるべく上に挙げて歩いたり、大股に歩いたり、ジャンプしたり、片足ケンケンしたり。

歩道の端や階段など台になってるとこで、乗ったり降りたりも。

乗るのはわけないが降りるのが力が入らないためギコチナイ。

足の後ろ側に力が入らないのだろう。




フツーに歩いてる分には大丈夫だけど、こうしてちょっと違うことをやると難しかったりできなかったりする。

これが麻痺なんだなあと実感しつつ、克服を目指すのだ。



そうそう、反復横跳びもやる。

成人男子の1分間の数値があったけど、それを目標になるべく早く動く。

最後は走ること。

まあ、小走りだけどね。

満足じゃないけど、最初に走った、走った気になった時はホントにうれしかった。

ふと走れるかなあとトライしたんだが、思ったより走った気分になれた。

ガンガン地面の振動がダイレクトに伝わる感じがして、装具が壊れるんじゃないかと恐れたが、もう足の骨が折れても、壊れてもいいやという気分で足を前に出した。

右膝が曲がらないため満足じゃないけど、だんだん早く動けるようになってると思う。

今度は、一時期話題になった「ナンバ歩き」ってヤツに挑戦してみるかね。



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今週からは、一日一万歩以上から一万二千歩以上に変えた。

少しづつ距離を伸ばして一日二万歩はムリなく歩けるようになりたい。

ニンゲンってのは、立つのも歩くのも走るのも、すべてバランスが重要なんだね。

バランスが崩れると、何気ない動きでもどんなに難しいことか。

片麻痺を通してニンゲンのカラダの仕組みがわかったような気がする。


怪我の功名。

あと地球にはちゃんと重力があるということも(笑)。







リハビリ第2ステージとして、勝手に、筋力トレーニングに近いことをやるようになったんだが、良く考えりゃ筋力は向上しても、肝心の、壊死してしまった神経の再生には至らないんじゃないかと思って、
アホなりに、ちょっと愕然とした。

フツーに動くには、やはり神経を再生させなきゃならんのだよねー。

筋肉を刺激させれば神経も刺激されるだろうけど。



昔は片麻痺に筋力トレーニングはご法度だったらしい。

筋肉の痙縮を起こす、つまり固くなって動かなくなるということだ。

今はそんな風に考えられてないけど。




まっ、考えてモンモンとしてるなら、なんでもいいからやれ!
動け!
ということさ。


なにかはつかめるよ。

失うものもあるかもだけど。

継続は力なりだ。


このブログもね。



つづく
白本朋求facebook
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2017年03月05日

『全身TATOO&ピアスな不良中年が半身マヒになってただいま元気にリハビリ日記』♯021

『全身TATOO&ピアスな不良中年が半身マヒになってただいま元気にリハビリ日記』♯021


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リハビリするひと。

白本 朋求(シラモト トモキ)
1964年10月14日大分県日田市生まれ。
建設省役員の父親の仕事の関係で、高校卒業まで九州で過ごす。
その後、2浪して法政大学経済学部に入学するも学費未納で3年で中退。
以降、様々なアルバイトに従事。新聞社、業界紙等で契約社員。出版業界紙で書籍の編集、執筆、校正等に関わる。
これらの仕事を辞め、某タレントのマネージャーを1年間勤める。
その繋がりからフィリピンでの事業に着手、独立し、フィリピンはカビテで衣料を中心とした日本製品の中古ショップを開店した。
ショップのさらなる拡大を目論み、帰国するも、脳出血で倒れ、長期入院。退院して現在、リハビリに奮闘中。


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もう春の気配がチラホラ。

梅の木は花が開いてる。


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この季節、動きやすいんだが、外を歩くと、鼻水ダラダラ、クシャミ連発、目玉取って洗いたいくらい痒し…前はこんなことなかったのに、ついに花粉症デビューか。


田舎だから花粉がいっぱい飛んでるのか。


ブ、ブワクション!



とやるたびに麻痺側がキュッとなるし、よろけて倒れそうになる。

なにより、また脳の血管切れそうで怖い。


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花粉症を意識しないと(忘れてると)、鼻ちょいグチュグチュだけで大丈夫なこともあるけど、なんでだろうか?不思議だ。

「ああ、今日はダメだな」と思うと麻痺側のカラダが重くなるのと同じで、ココロの問題が大きいのか?


毎日血圧測ってて、そんなに問題ない範囲なんだが、140〜90くらいでちょっと高いと、トラウマになっちゃたのか、急にドキドキしてさらに高くなることがある。


自分で自分を追い込んでしまうのだ。

つくづく思うが、ホントに俺ってココロが弱っちい…。

強がってても、カッコつけてても、キュッとなってしまった役に立たないチンコみたいだよ、ったく。



こんなんじゃ風俗行けないじゃないか!←そこかよっ。



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とにかく麻痺あるこのカラダはココロの動きに忠実に反応する。

麻痺はココロのバロメーターだね。

毎朝30分くらい座禅を組んで、ココロを落ち着かせ、なるべくあせらないようにはしてるが効果はあるかな。

全く「なるようにしかならん、心配するな」(一休さん)だよなあ。






血圧も下がると思うので、今でも毎日、水は2リットル飲むことにしてるが、冬は汗をかかない分、オシッコがいっぱい出る。

高血圧の大敵、塩分を出すからOKだけど。

外歩いてて、誰もいない農道で時たま放尿することがある。

爽やかな風がアソコをくすぐり、それが意外と気持ちええ。



この前、もよおして農道の端っこで出してシャーッとやってたら、農家の軽トラが横をブーって。

乗ってたジイサマ、ニコニコ笑ってた。

ふふふ。

そんなこともあるわね。






先日、バスに乗ったら、カワイイ地元の女子高生が席を譲ってくれたんだが、そこでふと思ったんだ。

俺は、自分で最初に限界を設けてないだろうかと。


女子高生の好意は当然ありがたく受けたけど。



何をやるにしても、やる前から、自分は片麻痺だから、障害者だから、ムリだよ、できないよ、難しいなあと。

これが過ぎると、俺は障害者だからお前ら譲って当たり前、俺が優先されるのは当たり前、となってしまう。

たまにいるよね、こういう人。



時には健常者以上にやってみるのさ。

できなければ、そこで初めて考えれば良いのだ。

やっぱり何でも臆せず恐れずやることだ。

せっかく障害者になったのだから。

神様ありがとうございます!オレってカッケー(爆)。右矢印2右矢印2右矢印2





海外の障害者アスリートなんか障「害」じゃないよね〜新たな個性を手に入れたみたいにイキイキとしてる。

そりゃ努力は人一倍スゴイんだろうけどさ。

テレビや動画サイトで彼らを見てると、驚きと感動、涙も出てきて、リハビリのモチベ維持になるよ。

モチベ維持といえば、最近スポーツ選手の自伝を読むことも。



図書館行って、世界で活躍する様々な選手の本に目を通す。

なんでも、何かを成し遂げた人はやはりスゴイっす。

アスリートの腹筋の割れた美しいカラダを見る。

単純に、「ヨシッ、俺も。マネできるところはマネしよう。負けないゾー」ってなるんだ。



リハビリってのは、モチベーションだよ。

退院2年にもなれば、いろいろあきらめてもくる。

目に見えて効果ってものがないので、だんだんリハビリもやらなくなるよ。

だから、常に夢と希望を持って(俺の場合、今はフィリピンに戻ること)、リスペクトできるアスリート等の活躍を見て、テンション上げてくしかないのだ。

甘〜い、なんでも手を出そうとする年老いた親との同居で、ついなまけがちになってしまうダメダメな環境なんだが、修行なんだから、モクモクと続けることが大切なのだ。






囚人トレーニングってのがある。

海外の、刑務所に収監されている受刑者が、金もない、トレーニング設備もない(せいぜい鉄棒)という環境で、自重だけで、マッチョなカラダを作り上げるというものだ。

ネットでこれを見つけてココロに響いた。

やはり昔、ボディビルをかじってたなごりか、どうしてもマッチョなカラダにあこがれる。


片麻痺だし、高血圧だし(だったし)、昔みたいにはいかないが、自重でやれるものだったら、良いリハビリにもなるんじゃないか。

じゃあ、やってみよう。

基本的に片手なので、種目もスゲー限られるのだが、リハビリの最後に、夜寝る前に取り組んでみることにした。

昔はなるべく筋肉のいっぱいついたデカいカラダを目指してたが、今度は6パックが見えるファットのないストイックなカラダ、つまり痩せマッチョを目指そう。

で、いろいろ考慮して選択した種目が以下。



大丸1一日目
腕をクロスさせたヒザ立て腕立て 50回×3
2キロ〜3キロの水ダンベルカール 50回×3
クランチ 200〜300回
ショートブリッジ(いわゆるお尻上げ) 50回×3
腰ひねり 100回、150回



大丸1二日目
サポートスクワット 30回×3
ハーフスクワット 50回×2
フルスクワット 20回×2
クローズドスクワット 20回×2
二分の一ワンレッグスクワット 20回×2
カーフレイズ 50回×3
ランジ 10回×3



大丸1三日目
フラットニーレイズ 35回×3
ストレートレッグレイズ 20回×3
四の字クランチ 20回×3
フラッターキック 20回×3
バックレッグレイズ 20回×3
プランク 1分×3
立って交互に膝を曲げる(名前がわからん) 50回×2

最後に、好きなロックかけて踊る、ダンスリハビリを10分くらい。



とりあえず以上である。

これを三日やって一日休んでを繰り返す。

上半身をもっとやりたいが、片手じゃどうしても難しい。

麻痺の右手の腕立てやカールは当然左手でヘルプしながらだ。

これでもやり終えた後は、脚なんか階段の昇り降りも転げ落ちそうで困難になるくらいボロボロになる。

翌日は必ず筋肉痛。でも、とっても満足、カイカ〜ンなのだ。俺ってやっぱマゾヒスト。



最後のダンスは、昔、海外でもよくクラブに行ってたし、好きなバンドのライブでは前で暴れてモッシュ、ポゴってたことから、ダンスって左右のバランスが大事だし、ハデな動きはできないけれど、フツーの人並みにカラダを動かすことができるようになったらいいなあと思ったからだ。

まあ、リハビリだね。

ロック、パンク、メタル、テクノ、ギャバ、トランス等とiPodか動画サイトで探して流して、部屋で独りさみしくカラダを揺らしてる。

乗ってくるとカラダも動いてるような気がする。

階下にいる両親はわからずにドンドンうるさいだろうけどね。




もう歳は50代だけど、半年後、いや1年後に、ムリだったら2年後でもいい、6パックの素晴らしいカラダになることを頭に描きながら(最近ではサッカーの長友選手、カズ選手でも、イチロー選手でもいい)、

欠かさずやっていくつもりだ。

リハビリも、従来の麻痺の手足が動くようになるというよりも、筋肉重視というか、全体的にカラダを作るという方向に変わってきたように思う。

ニンゲン、カラダがストイックだとココロもストイック、強くなると思う。何事にも怠惰じゃなくなる。ポジティブに生きることができる。


先月、たまたま見たテレビでカルトなスピリチュアリストみたいのが出てた。

財力にモノを言わせて毎日好きなモノを食べてるのか、ブザマにブクブク太って、俺にはチョー醜い欲の権化にしか見えなかった。

人にカウンセリングなるものを施して教えを垂れるという、ある種高いところにいるはずの彼が、あんな堕落した欲のかたまりみたいなカラダをして、説得力も何もないだろうと強く思ったね。

まあ、信じてる人にはそれでもいいんだろうけど、俺はスゲーイヤだね。


千日回峰行のお坊さんとは、とっても大きな違いだ。

そんなこんなで俺はストイックなカラダを手に入れたいのだ。



これがリハビリの第二ステージだ。




つづく

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posted by bambi at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | り・せっと情報