2017年09月17日

『全身TATOO&ピアスな不良中年が半身マヒになってただいま元気にリハビリ日記』♯032

『全身TATOO&ピアスな不良中年が半身マヒになってただいま元気にリハビリ日記』♯032


リハビリするひと。

白本 朋求(シラモト トモキ)
1964年10月14日大分県日田市生まれ。
建設省役員の父親の仕事の関係で、高校卒業まで九州で過ごす。
その後、2浪して法政大学経済学部に入学するも学費未納で3年で中退。
以降、様々なアルバイトに従事。新聞社、業界紙等で契約社員。出版業界紙で書籍の編集、執筆、校正等に関わる。
これらの仕事を辞め、某タレントのマネージャーを1年間勤める。
その繋がりからフィリピンでの事業に着手、独立し、フィリピンはカビテで衣料を中心とした日本製品の中古ショップを開店した。
ショップのさらなる拡大を目論み、帰国するも、脳出血で倒れ、長期入院。退院して現在、リハビリに奮闘中。


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だいぶ涼しくなってきて、朝晩肌寒いこともある日が多くなったね。

リハビリもウォーキングもやりやすくなった。

秋になると、なんか物悲しくて人恋しくておセンチになる片麻痺不良オヤジのリハビリストです。




今日は台風18号が九州上陸?の予定なんだが、今のところ、ちょっと強めの風雨というくらいで、そんなに大したことない (夕方になったら西の空に太陽が出てきたよ…)。


地震はホントにイヤだけど、台風はちょっとなんかワクワクするんだよね。

九州は台風の通り道でガキの頃からいっぱい経験してるからかな。

停電になるけど学校は休みになり、家にこもって、弟といろいろ遊ぶのが楽しかった。



今日みたく天気の悪い日は眠くなることが多い。

麻痺あるカラダがドヨ〜ンと重くて、昼間でも、まぶたが強制的にシャッターを降ろそうとしている。

低気圧でカラダが省エネモードになるからというが、どうなんだろう。




そういや、脳出血になってから、確実に疲れやすくなった。

気合い入れてエイヤッと外に出れば大丈夫だけど。

年齢もあると思うが、調べると、脳の修復作業で多大なエネルギーを使うため、休みたくなるのだという。

それも数年続くと。


倒れて3年くらい経とうとしてるが、まだ修復作業が続いてるのだろうか。



普段リハビリしてウォーキングして、多分普通の人より、よく動き、アレコレ考えてると思うけど、脳に出血で壊れたところもあって、すぐに休みたくなる許容量になったのかもしれない。


どっちにしろ、脳をフル回転させるのは、疲れるだろうけど、イイことだと思うので(多分、認知症予防も 笑)、変わらず、解決なくても、考えて考えて考え抜きたいね。


俺の場合、脳は運動分野を除いて、倒れる前よりも進化・発展してるんじゃないかと、たまに自負してるけどね(笑)。






by the way…。


先日出かけるのに着替えをしてた。

Gパンでもチノパンでも、はたまた下着でも、下を変えるときはイスに座って麻痺の右足を左足に乗せて、麻痺の右足に通してから履くようにしている。

で、麻痺の右足を左手で引き上げて左足に乗せるんだが、意識せずに、自然と、手を使わずに足を組む要領で右足を左足に乗せた。

ハッと気づいてうれしくなった。

今まで動かなかった右足が、ホンの少しだけど動かせたのだ。

それを意識したのだ。

多分、リハビリの効果ってこういうことなんだな。

気づかないけど、いつの間にかできてる。

あきらめずにリハビリしててよかった。

サボらずに一万歩歩いててよかった。



それから出かける時間を伸ばして、アレはできるかな?コレはどうかな?といろいろやってみた。

麻痺の右手も、上にピンと伸ばすことはできないけど、90度以上上がるようになってる。

前は肩まで上がることもなかったのに。

やっぱり足の効果が大きい。

仰向けに寝転んで麻痺の右足を引き上げるというか胸まで曲げることができる。

内足気味だけど。

うつ伏せに寝て、その反対は、ちょっとだけ曲げることができる。

思い込みも大きいかもだが、それでもスゲ〜うれしかったよ。



あとで出かけたけど、その日はルンルン気分でアブナイ人みたくニヤニヤしっぱなしだったね〜。


もう一度言う。


リハビリの効果って、こういうことなんだよ!

こういうことのために、効果のハッキリわからない、誰も注目してくれない、地味ぃなリハビリを飽きることなくシコシコ続けていくのだな。

そして、ある日何かがきっかけで効果を知ることができるのだ。

進化したいんだったら、あきらめてはダメだ。

明日からのリハビリと次のステージへのモチベーションにもなるしね。






時間があるときは、しょっちゅうネットを開いて、脳出血、片麻痺、リハビリなどのキーワードで検索して情報収集してるつもりだけど、
SNSでも、動画サイトでも、奇跡の回復、簡単なリハビリ法、驚異の治療法、海外では有名、〜〜式、脳の活用、ついでに新薬誕生まで、様々な情報、宣伝が流されてる。


で、覗くと、前置きが異様に長くて、肝心なところは、大したことなかったり、有料だったりする。


そういったサイトは、まず脳の疾患とは何か、なぜ麻痺になるかと、長々と説明文が書いてあってスクロールするのがメンド〜になる。

そんなことはどーでもええのだ。

ズバリ、リハビリでも、治療法でも、要点を書いてほしいし、そんな説明はあったとしても後でよい。




動画サイトでは、恥ずかしくなるくらいのダサダサの名前の民間の治療施設で、これまたダサダサのやたら白々しい元気を振りまいてる施術者が、やたら前置き長く説明してて最後の数分でやっとリハビリに入るというものがある。


まあ、ほとんど宣伝が多いのだが、こういった情報に飛びつきたくなる患者の気持ちはよくわかるけど、そんなに簡単に苦労なく神経の再生ができるわけがない。

麻痺が回復するわけがない。

ホントに。



リハビリというものは、やっぱり自分で自分の身体を認識・判断し(人それぞれ障害の度合いは違うからね)、汗を流して、時には苦しい思いもして、遠回りもして、あーでもない、こーでもないと試行錯誤して模索し獲得するものだと思う。


新薬に関しては、ちょっと期待だけど、たいてい、まだまだ先のことで、今ある麻痺を改善するために今できることをやったほうがイイに決まってる。


それでも、せっかくネットを駆使できる環境にあるから、中には有効な情報があるかもしれないので、Hな動画だけでなく(笑)、いろいろ検索している。







退院した日から書き始めたリハビリノートも三冊目がもうすぐ終わりになる。

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最初に書いたのは、2015年の3月30日金曜日だ。

退院した翌日だね。

「ストレッチ2つ 足上げ しゃがむ運動 四つんばい運動 午後 しゃがむ運動 スクワット(50回) 足を上げる運動 舌マッサージ 足首をあげる」
と「血圧に良い食材 血圧に悪い食材 ヨガ むくみ」と書いてある。

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まさにミミズの這ったような汚ねえ字で。


2年前だけど懐かしいねえ。


加えて、ノートの隅に英単語をビッシリ書いてる。

だいたいどんなリハビリをやったのかは覚えてるし、英単語は左手で書く練習だ。

リハビリは病院でやってたことの延長で、汚いながらも必死で英単語を書いてることがわかる。

ページをめくっていくと、2ヶ月弱くらいでだんだん字も読めるようになっている。



最近のノートを見ると、もう誰が見ても普通の文字に違いないだろう。

ちなみに4月7日から歩くことを始めてる。

ここにもリハビリの成果が見てとれる。



スゲ〜。



ノートを見返すとよくわかる。

やったリハビリの記録だけじゃなく、ネットで見つけたリハビリ法のコピーを貼ったり、高血圧に効く食材のリスト、片麻痺でもできる様々な運動、健康情報、
それから、読んだ本の記録、感銘を受けた言葉や戒めの言葉、日々の目標、気になったこと、タガログ語の勉強まで、
とにかく生活のすべて(ちょっと大げさ(^_^;))を記録している。



自分で考えてアナログで左手一本で書くことが、脳のリハビリだと思って続けてきたが、もうフツーに書けるようになった。

まだちょっと書くスピードが遅いけどね。

PCやiPadのキーも間違えずにだいぶ早く打てるようになった。

ガキの頃から記録フェチだったなあ。

年が明けると必ず手帳を新しくしてたし。

こういう性格に育ててくれた親に感謝(笑)。





ノートに記録する効果ってなんだろう。

こうやって思い出さないと見返すことってあまりないしね。

ああ、ここまでやったんだなあという満足感を得るためと、一番大きいのはモチベーションの維持かもしれない。


自分の進化を知ることは次への励みになるのは間違いないだろう。

それに積極的に情報を集めてれば、情報の方から寄ってきてくれる。

それも有効な情報が。

と、そう俺は信じてる。





俺なんかまだまだ進化しなきゃだけど、最終目標はなんだろう。

もちろん麻痺の改善、完全回復が最終目標だろうけど、もう生きるために、生きてれば、死ぬ間際までニンゲンは進化していくものだろうな。

進化のスピードは歳とともに遅くなるだろうが。

だから俺の場合、麻痺改善のリハビリなんだけど、それを通して、麻痺あるカラダそのもの(脳を含めて)を進化発展させることだな。


一生リハビリ。
そういう意味でリハビリスト。

生きるってことはそういうことさ。



もうリハビリもやらなくなり、興味も、発見も、努力も、希望も、欲望も、苦悩までもなくしちまったら、そりゃ人生の終わりだね。

死ぬ時だ。






リハビリウォーキングで菊池を歩く➅

菊池(花房)飛行場シリーズッ!

最後は菊池飛行場ミュージアムだ。

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10年ほど前にふるさと創生資金でムリヤリ(多分)作られた、普段誰もいない、寂れまくった有明の里泗水・孔子公園に隣接してある。

小ちゃなスペースだけど、いろんな資料、地図、文献が展示してあり、手作り感満載でなかなかいい。

関連のビデオ等動画も見れる。

保存会か何かのおじいちゃんが一生懸命作ったであろう手作りの飛行場パノラマ?が見応えあるよ。

名前を書いて、いくらでもOKの寄付金を箱に入れて中に入るが、電話でもして呼ばなきゃ誰もいない。

勝手に見学するのだが、小ちゃくても、こういう丁寧な博物館はいつまでもいたくなるね。

もう3回行ってるけど、行くたびに展示や構成が変わってる。


奥に置いてある戦争関連の本を読みふけるのが好きだ。

ミュージアムの隣に置いてある自販機、ミュージアムの維持資金になってるようだが、例えば、他では120円の缶コーヒーが、ここでは110円と安い。



白本朋求facebook
https://www.facebook.com/tomoki.shiramoto
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