2018年01月20日

『全身TATOO&ピアスな不良中年が半身マヒになってただいま元気にリハビリ日記』♯037

『全身TATOO&ピアスな不良中年が半身マヒになってただいま元気にリハビリ日記』♯037





リハビリするひと。

白本 朋求(シラモト トモキ)
1964年10月14日大分県日田市生まれ。
建設省役員の父親の仕事の関係で、高校卒業まで九州で過ごす。
その後、2浪して法政大学経済学部に入学するも学費未納で3年で中退。
以降、様々なアルバイトに従事。新聞社、業界紙等で契約社員。出版業界紙で書籍の編集、執筆、校正等に関わる。
これらの仕事を辞め、某タレントのマネージャーを1年間勤める。
その繋がりからフィリピンでの事業に着手、独立し、フィリピンはカビテで衣料を中心とした日本製品の中古ショップを開店した。
ショップのさらなる拡大を目論み、帰国するも、脳出血で倒れ、長期入院。退院して現在、リハビリに奮闘中。


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もうすぐ一月も終わりだけど、あけおめ、ことよろ、デス。
リハビリストをよろしくお願いしますm(._.)m



正月は、福岡に住む弟が帰省してくれたこともあり、2人でクルマで遊び回っててリハビリやる気も起こらなかったな。


年末は人並みに来年はどうするこうするとあれこれ考えるが、開けてみると、ニンゲンそんなに変われるわきゃねえ、始動するまで時間がかかる。

思えば昔っからそうだったなぁ。

計画性なし。

若い頃みたいに年末や正月にワクワクしなくなったねー。



歳とったからか、時代がそうなったのか。
また一つ老けたなぁ、人生終わるまであと何十年か…と考えるようになったよ。




ウォーキングはじめいつものリハビリに戻ったのは10日過ぎてからだよ。

あーあ。一年の計は元旦にあり、なんてクソッ喰らえだよ(笑)。

もう一回言うけど、今年の目標というか抱負はしっかりと「生き抜くこと」デスぅ。




退院当初、リハビリに対するモチベ最高潮の頃は、麻痺の手足がちょっとでも動いたり、できることが増えていくと希望の光が見えたようでトンデモなくうれしかったもんだ。
でもね、ちょっとやそっと動いたって意味ないんだよ、フツーに使えなきゃ。しかも数日経つと元に戻ったりするし。ちゃんと自分の意思で力が入って動かせて、モノをつかんだり離したり、ペン持って字が書けたり、役に立たなきゃ。思い返せば…ブレインブロッド(脳出血)になる前、血圧が高かった時、友人の助言通りにイヤがらずに病院行ってればよかった。せめてフィリピンで飲んでた降圧剤を続けて飲んでればよかった。なんであの世に行かなかったの?復活したけどホントに死ななかったことがよかったのか?結果、こんなブザマなカラダになっちまって。何やるにしたって麻痺が邪魔するし、ギコチナイし、ノロイし、ビクビクするし、カッチョ悪いし一苦労だぜ。
朝目覚めると、相変わらず右半身に麻痺がしっかりあるのを確認する毎日。
治った夢を見ることもあるけど。仕方なくヨロヨロッと立ってトボトボとトイレに。見てくれはもう醜い老人だよ、まるで。洗面所で歯でも磨いて顔洗う。麻痺あるクチビルの右端からポタポタ歯磨き粉が垂れるんだよ。
口を閉じても隙間ができてんだ。情けない。
左の手のひらだけで水をすくって顔を洗っても不完全な感じで満足しないんだよ。鏡で顔を見ると、まあ、なんて醜いんでしょ、左右対象じゃないし、昔けっこうイケメンだと勝手に思ってたけど、アグリーなジジイになっちまって。
あーあ。今日も一日このカラダで過ごすのか。苦労するのか。飯食っても、クチビルにご飯粒つけたり、落としたり、食べ方が汚いよ。加えて左手一本だから、箸なんか慣れなくて使いにくい。茶わんも皿も持てないし押さえられないからツルツル動くし、サイアク、顔を持ってって口で押さえたり。それじゃ犬か猫の畜生だね、ったく。お笑いだよね。
フツーに座ってるだけでも、右半身にドーンと二度と外せない重しを付けられたみたいで、右にコロンと倒れそうになる。わかる?右半身だけ重りがくっ付いてる気分を。コリャ〜絶望の重しだね。ジャン・バルジャンかよっ、俺は!俺が何かした?悪いことした?犯罪でも犯した?ーーしたな(笑)。笑い事じゃねーや。
このままリハビリも続けててホントに効果があるのか?退院からなーんも変わってない気がするんデスけど。もう同じリハビリも飽きたんデスけど。確かに体力はついたと思うけど、必死こいて長距離ウォーキングしたからって、すぐに麻痺が治るわきゃねーし。いつまでも麻痺の右脚を引きづってヨチヨチ歩くだけ。ブザマ。今日は何万歩、明日も何万歩って、ノルマばかりこなしてて実際の効果ってのを考えてないし。
体幹トレも筋トレも、昔みたいに満足にできないから、チクショーなんでできねえんだ!と不満ばかりが積もっていくし。運動の後の、心地よい疲れで爽快で満足した気分ってのは、まともに手足が動く健康な奴らの言うことさ。こちとら始める前より麻痺の右半身は重いし、右肩の関節は外れそうだし、亜脱臼にでもなりそうだし、なによりも右顔面が思いっきり落ちて複視がさらにヒドくなったように感じるし、もう不快感120%。いつまでリハビリを続ける?死ぬまで?やれんのか?目に見えて改善のないことを。ふざけろや。
半分は慣れたけど、人混みに行ったり、バスや電車に乗ったりした時の他人の目がまだまだ気になる。自分には関係ないという冷めた目、可哀想だねという哀れみの目、何かお手伝いしますかという優しい目、ジャマだよという攻撃的な目、子どもたちの罪のない好奇な目、俺はね、フリークスのエレファントマン気分なんだよ。ジロジロ見んなや。見てなくても俺が恥ずいと言う思いをするしアタマにくるんだよ。
今の麻痺のカラダを見つめると、今までの人生を思う。俺って今までいったい何をやってきたんだろう…。プランもなしに、その場その場でなんとかしのぎ、何も残すものはない。後先考えずにやっちゃうし。SNSなどで友人知人がいろいろ活躍してるのを目にするとホントに惨めな気分になる。マトモなのはせいぜい中学生くらいまでのことだ。高校受験にも、大学受験にも失敗し、結婚にも失敗し、大した仕事もせずにコレも失敗して、挙げ句の果てには、この片麻痺のカラダ。友達は多い方だが、寄ってくるのはいつもメンヘラばかり。
ニンゲンのサガとして後世に何かを残したいが、子供もいないし、残すモノは何もない。高校出てイヤで家を飛び出たが、結局のところ、年老いた親のところに戻るハメに。で、死ぬ間際の両親にもメーワクかけてる。俺の人生っていったいなんなんだ。何のために生きてきたんだ。いったいなんなんだ!虚しく生きてきて気づけばもう50代。これから先独りでどうなる?どうしよう?何ができる?俺ってホントにクズ中のクズだね。どうしようもないクソジジイだ!生きてても意味ないよ。この調子でウツになって、ここの自然いっぱいの山の中で木の枝にロープ下げて首でも吊ればいい。朽ちて土に還れば自然の役にたつだろうさ。もしくは早く北と戦争にでもなって世界がめちゃくちゃになんねえかな。
片麻痺はマジでマジでイヤだーー!!!!!!!!!!!!!!!






うんうん、今年一年分のグチ言ったな。もう言わないよ、多分。






気分が落ち込んだ時、絶望した時、俺は自分で自分はスゴイ!と思うことにしている。

ステージ3のめっちゃ重い右片麻痺で、入院中の車イスから今では一万歩以上、時には三万歩近く歩くことができるようになり、ここまで動き、いろんなことができ、こうやって考えてブログも書ける。

頭もいいし、こんなスゲー2級の片麻痺障がい者、他にはいねえだろってね。


冬で気温が低いと麻痺のカラダの痙縮をはじめ、痛み、痺れ、強張り、感覚麻痺等、いろんな障害も重くなりがち。

これは神経の病気でもあると思う。


しかし、だからと言って止めることなく、しつこくしつこくリハビリを続けるべきだと思うよ。



俺もしつこいウォーキングで足指の痙縮、強張りはほぼなくなった。



医者に頼ることもなく。



とにかくグチグチ言う前にヤレ!ってことだ!と思う。

つづく




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