2018年03月21日

『全身TATOO&ピアスな不良中年が半身マヒになってただいま元気にリハビリ日記』♯040

『全身TATOO&ピアスな不良中年が半身マヒになってただいま元気にリハビリ日記』♯040


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リハビリするひと。

白本 朋求(シラモト トモキ)
1964年10月14日大分県日田市生まれ。
建設省役員の父親の仕事の関係で、高校卒業まで九州で過ごす。
その後、2浪して法政大学経済学部に入学するも学費未納で3年で中退。
以降、様々なアルバイトに従事。新聞社、業界紙等で契約社員。出版業界紙で書籍の編集、執筆、校正等に関わる。
これらの仕事を辞め、某タレントのマネージャーを1年間勤める。
その繋がりからフィリピンでの事業に着手、独立し、フィリピンはカビテで衣料を中心とした日本製品の中古ショップを開店した。
ショップのさらなる拡大を目論み、帰国するも、脳出血で倒れ、長期入院。退院して現在、リハビリに奮闘中。



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どーも、リハビリストです。


さて、リハビリの基本は、当たり前だけど「できないことをできるようにすること」なんだな。

それがモチベーションであるだろう。


なんとか麻痺側の手足をフツーに使いたいところなんだが、右手が使えなきゃ左手一本で、あるいは左足を使ってでもいいと思う。

時には道具を使ったり、他人の手を借りてもいいと思うよ。

つまり正常にこだわることはないということだよね。

とにかく障害を負っちまった脳をフルに使って、考えに考え抜いて、工夫することだと思う。

というのは、フツー、正常にこだわり過ぎて、使えない麻痺のカラダが動かないことにイライラして、リハビリ等が停滞してしまうような気がするからだ。




当初、500歩歩くのもタイヘンだったけど、今では時に3万歩超歩くことも可能になった。

確かに格段の進歩があるよ。
しかしながら、麻痺が改善する限界ってのがあるように思う。

麻痺の度合いもあるけど、神経を作る脳の再生治療でもやらない限り、元通りの完全回復ってのはとっても難しいというかムリだと思う。

言いたかないけど。

完全回復の例を見たことも聞いたこともないしね。

再生治療も調べるとキケンなこともあるみたいだし。



よく「脳の可塑性(カソセイ)」が言われる。

脳は、状況に応じて役割を柔軟に変えるという性質を持つ、ということだ。

出血で死んじまった神経細胞に変わって、その近くにある細胞が代わりをするようになるのだ。

で、それを促進させるために、繰り返し動かして筋肉から脳細胞を刺激する。

それがリハビリの基本だろう。



まあ、多分脳出血になって時間が経ってることも、中年期という年齢的なこともあるかもしれない。

完全回復の夢は捨てずに、夢に向かって少しでも近付ける努力はするけど、完全回復ばかりを追ってても、それはあくまでも夢だから、途中で力つきクサって虚しくなるってもんだ。


現実をしっかりと受け入れなきゃね。

だから片麻痺を自分のものとして「個性」にできるか、だよね。

シラモトトモキ=イケてるハーフボディオヤジってな風に。



もうオレも、今だにできないのは左手の袖のボタンを止めることくらいかな。

でも、それも口でやったら時間はかかったけどなんとかできたよ。

訓練すれば、多分もっと早くできると思う。



今、文を書いてるiPadも左手一本でけっこう早く打つことができるようになったし、日常のことは、遅いかもだが、ほぼ全部OKだね。


例えば、麻痺じゃない左手の爪を切るのだって、最初は、右手が使えねえからできねえ!と思い込んでたけど、ある日、あっ、左足があるじゃんか!と納得、爪切りを左足で押さえてやるとできるんだよねー。


とても小さなことだけど、ちょっとだけ視点を変えると、できないと思い込んでたことも難なくできることに気付いたりするもんだ。


弊害は思い込みなんだよ。
それこそ障害だよね。「できない」という思い込み。

何でも最初から「できる」と思えば、意外とできるもんだ。


フツーにできなきゃ考えて工夫すればイイ。


それでもできなきゃ次回がある。


急いでるんであれば、とりあえずヘルプしてもらえばイイし、次にできるように努力すればイイ話。

不安であれば、これもリハビリだと思えばトライできるし。



人は、いろんな場面で思い込みに左右されること多いよね。

こうやってやるものだ!だけじゃなく、違うやり方ないかな?と考えなきゃね。

やはり常に視点を変える、発想の転換が必要だ。

引いては一部壊れた脳を使うことにもなるしね。

わからないけど、高次脳機能障害のリハビリにもなるんじゃないか。







最近、健康の基本として「水ガブガブ飲んで歩いてりゃたいていのことは大丈夫」だと思ってる(笑)。

昔、2回も尿結石になったことを思い出して、水が足りないなーとフィリピン滞在の頃から、暑いし、オシッコ出した後は必ずコップ一杯200ccくらいをちょこちょこ飲んでた。

退院してからは毎日ペットボトル一本分1.5リットルは必ず飲むようにしている。

オシッコいっぱい出ても。

冬の寒い時は湯沸かし器でちょいと温めて。

コーヒーは好きだから毎日飲むけど、ジュースの類は一切飲まなくなった。


あっ、酒もだ。
もう3、4年になるな。


ジュースはなんか甘すぎて不健康でダメだし、酒は多分もう抗体がなくなったと思う。

だから一口でも酔っ払う。


そもそも酒は飲めるほうじゃなかったし、フィリピンでイヤな思いをしたこともあって酒飲みはキライである。

究極は最強のドラッグだと思ってるから、脳を酒という快楽物質で満たすことに慣れてしまった人間は何をやっても結局はダメだ。
←オイオイ、断言すんなよ!水は確かに味気ないけど慣れれば全然OKだ。


ミネラルウォーターの種類でも微妙に口当たりが違うもんだ。

先日TVで、水を飲むことは認知症改善に効果ありとやってた。

思い込みかもしれないけど(笑)、いっぱい水を飲むようになってアタマが鮮明になったというか、よく考えることができるようになった、と思う。

突然いろんなことがひらめくようにもなった、かな?

カラダに充分アタマから足の先まで水を満たすことで人間の本来の機能がフルに活動するようになるんじゃないだろうか。

だって人間のカラダって60%くらい水なんでしょ。
これから暑くなってくると汗かくし、やっぱり水は欠かせないし、リハビリにもつながってくると思うのです。





ウォーキングは、リハビリとしてはラクだし、効果ありだと思うし、健康にもイイと思うので。

前にも書いた通り、ただのんべんだらりと歩いてるんじゃなく、自分で考えた自分なりのリハビリ方法を取り入れてる。

長距離歩く時は、なるべく早歩きで心拍数を上げ有酸素運動にしてる時とゆっくりと体幹を整えて歩き方を意識してる時と強弱をつけてる。

毎日毎日、外に出たら必ず1万歩以上は歩くことにしてるが、これだけ歩いても(まだまだ甘いよって言われるかもだが…)、やっぱり麻痺はある。


当たり前だけど。


ただ歩き方のコツというかテクニックは格段に上手くなったと思う。

それにトンデモなく持久力、つまりは体力がついた。

有酸素運動の目的であった余計な脂肪を落とすことも、まだまだ6パックは見えないけれど、だいぶ達成してきたんじゃないだろうか。


冬季に、特に下半身が寒く感じるのも脂肪が落ちたからとポジティブに思ってる。

見れば50を過ぎた中年には思えないカモシカのようなアスリートのおみ足になってきたよ。

ケツも余計な脂肪もなくエクボができるキュッと締まったものに。


へへん。


本やメディア等でもウォーキングの効用がよく言われてるよね。

限りなく早歩きに近い小走りはできるようになった?けど、ランよりもウォーキングの方がカラダにもイイみたいだしね。

実は満足にランできないってことが大きいけどね(笑)。



また、しっかりとウォーキングするためには、体幹を中心とした筋力トレーニングも欠かせないわけだ。





思えば、入院時から5年近く(あっ、フィリピンにいた時から血圧高くて飲んでたか)、毎日、朝食前か後、降圧剤を飲み続けてる。

当初は夜も含めて2回だったが、一昨年から朝だけに減った。


アムロジピンOD錠5mg、オルメサルタンOD錠20mgとランソプラゾールOD錠15mgの3つ。


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最後のヤツは胃薬で胃酸の分泌を抑えるという。

で、血圧はというと、大体、冬は130台〜80台、夏は120台〜70台だな。


やっぱり寒いと少し高い。

何かの要因で上がっても140台〜90台で、実は病院にいる時が一番高い。

別に緊張でもしてるわけじゃないけど、なぜなんだろ。

どこかにイヤだという気持ちがあるからか。


夏にウォーキングやトレーニングで汗だくになった時に測ると100〜60前後になることがたまにある。

倒れる前は、200超え(!)がフツーだったのに比べれば大きく改善しているけど、高血圧症って体質みたいなものだよね。


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性格もあるかも。
やっかいだなぁ。


このまま、ずっと降圧剤を飲み続けなきゃいけないのだろうか。

医者に聞いても、そうですね、しか言わないし。

胃薬があるってことはけっこう強い作用があるのかな。

薬には必ず副作用があるっていうけど、大丈夫なんだろうかと考えると今更不安。




3ヶ月、いやもっと半年くらいかな、に1回くらい意味なく血圧が高くなる時がある。

高いといっても150〜100くらいかな。

血圧が高くなった時は、左耳の辺りで血液の流れがウィンウィン、サーサーって感じで聞こえ、頭が張ったような感覚になる。

ああ、また切れるんじゃとドキドキするが、まあ、横になってれば元に戻る。

なんで高くなったのかはわからない。

有酸素運動をすると低くなるね。

血管が開いて血の流れが流暢になるからか。
だからしつこいウォーキングで血圧を低くして、それをフツーにさせるのだ。



つづく





リハビリウォーキングで菊池を歩くK


田舎ならではの畑・田園風景。

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戦後、農地開拓でできたらしいけど、ちょっと歩けばイヤになるほど広がってる。


開拓の記念碑もあちこちにある。

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晴れた日に歩くとマジ気持ちエエ。


遠くに煙を吹く阿蘇の山並みが見える。

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誰もいないことが多いし、リハビリウォーキングにはもってこいだよ。


あまりに刺激がないから老けるかもだが(笑)。





都落ちで来た時は、なんてクソど田舎なんだ!と絶望もしたが、今では、この見慣れた風景を楽しむ余裕もできた。

やはりどんな状況環境も受け入れることができる俺ってスゴいね!



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